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物流アウトソーシングで失敗しないために!気をつけたいポイント

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投稿:2017/06/12 更新:2023/08/29

 

自社の業務整理の中で、コストカットや効率化のためアウトソーシングの対象となる業務に、物流が挙げられます。物流アウトソーシング専門の会社も多く、多様なサービスが展開されています。物流アウトソーシングで失敗しないためには、あらかじめアウトソーシングに求める条件を整理し、業者と調整しながら物流システムを構築することが大切です。ここでは物流アウトソーシングにあたって気をつけたいポイントをご紹介します。

■アウトソーシングの前に、求める条件を整理しよう

物流のアウトソーシングを検討するにあたって、まず重要になるのが、物流アウトソーシングになにを求めるかという条件や課題の整理です。こういったプロセスをアウトソーシング先に任せきりにしてしまうと、思わぬコストやムダが生じる可能性があります。特に、これまで自社の物流部門などで行われてきた業務は、個々の担当者の采配や部門の慣行などに頼っているケースがあるので、ルールがあいまいであったり、属人的な判断に任されていたりすることもあります。アウトソーシングによる物流の効率化を目指すのであれば、まずは自社の商材の特徴や業務の整理を行う必要があるといえます。たとえば食品や化粧品であれば、厳格な品質管理や小ロット多種類のラインナップに対応できる物流システムが求められるなど、取り扱う商材によって必要となる条件は異なるのです。

■アウトソーシング業者をリストアップしよう

商材や業務の整理を通して、アウトソーシングに求める条件が見えてきたら、アウトソーシング業者のリストアップをしてみましょう。たとえば先ほどご紹介した食品や化粧品の例であれば、厳格な品質管理や小ロット多種類のラインナップに対応している業者、さらに条件を加えるなら、ギフトラッピングに対応している業者や、化粧品製造業などの資格を有している業者といった選択肢が出てきます。業者選びにあたっては、求める条件に合っているかどうかだけでなく、「他社と比べてどれだけコストカットできるか」「輸送時間はどれだけ短縮できるか」といった比較の視点も重要になるのです。また他社が利用している物流業者を紹介してもらったり、取引のあるシステム会社に紹介してもらったりするといった方法もあります。

■コストだけじゃない!さまざまな側面から検討しよう

物流の仕組みをアウトソーシングすることの大きな動機のひとつがコストカットです。しかし安さだけを追求すると、求める品質やサービスが得られないことがあるため注意しましょう。まず重要なのは、アウトソーシング検討の初期段階で整理した条件をしっかり満たしているかどうかです。業者が売りにしているポイントや安さだけに目を向けると思わぬ失敗をしてしまう可能性があります。輸送・保管・荷役・流通加工・物流情報のやりとり・品質管理といったそれぞれの局面で、自社が求める水準を満たしているかどうかをチェックしましょう。またアウトソーシングを進めるにあたってのスケジューリングに合意できるかどうかも重要なポイントです。このように個々の項目について適合しているかどうかを確認しつつ、コスト面にも気を配っていきましょう。コストに関しては、他社と比較しながら実現可能なコストの範囲で交渉していくことも大切です。

■物流に関する環境変化にも柔軟に対応しよう

物流システムは、社内外のさまざまな状況に応じて常に変化を求められます。たとえば物価の上昇や取り扱い商材に関わる法制度の変化、交通インフラの開発、顧客からのニーズの変化など、あらゆる条件が物流システムのありかたに影響を及ぼします。具体的な例を出すならば、食品の品質管理に関する基準が法改正によって厳格化されれば、物流拠点や配送時点での品質管理を変更する必要が生じます。また顧客から、小ロットでの配送を依頼されれば、価格設定やロットに関する仕組みを変更しなければなりません。このような変化にスムーズに対応するためには、物流のアウトソーシング先との連携体制を構築し、柔軟に運用フローやルールを決めていくことが重要です。経験豊富で臨機応変な対応をしてもらえる会社を選び、常に風通しのよい連携体制を維持しましょう。

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